■塗装

ファーストで扱っているサイン・ディスプレイのようなプロダクト製品に
一般的に良く使われている技法を中心にまとめ


塗装の方法

ハケ、ローラーブラシなどの手塗り DIYはじめ自分で塗る場合はもちろん、建築現場でも細部はこの手法。
精度や美観が求められる場所は最終的には手塗りで仕上げ。
吹付(スプレー)塗装 圧縮空気で塗料を霧状にして塗る手法。広い面積に均一に塗ることが可能。
二度塗り以上重ねて塗装して色ムラをなくす。
エアレススプレー塗装 空気を入れずに塗料そのものを圧縮して噴射する特殊なスプレー機械で塗る手法。
霧状に散布されないため塗料のムダがないため効率のよい塗装が可能。
カーテンフロー塗装 塗料をカーテン状に流下させた層に通過させて塗る方法。
平板や紙、布などのひらべったくて通過させれるものに適した塗装方法。
ロールコート塗装 金属・ゴムローラーの間を通過させて塗装する方法。
薄く塗れて、両面塗装できるという利点あり。ひらべったいもの限定。
静電塗装 塗料をマイナス、塗る対象物をプラスに帯電させ、吸引付着させて塗装する方法。
機械塗装などによく使われる方法。
電着塗装 水性塗料の層の中に塗る対象物を入れ、直流電流を流して吸着させる塗装方法。
金属の塗装全般で使われ、入り組んだ部分にも均等に塗装できるメリットがあり。
焼付塗装 高温である一定時間熱を加えることによって固まる塗料を使って塗装する方法。
塗る対象物の耐熱具合によって塗料を変えなくてはならず、その種類により分類。
メラミン塗料は130℃~140℃ほどの割と低温で短い時間で焼付けが可能。
アクリル塗料は180℃ほどの高温で20分ほどの焼付けが必要。
メラミンに比べて対候性に優れる。
粉体塗装 焼付け塗装の一種で、粉末状の塗料を付着させたあとに加熱溶解してコーティング
定着させる技法。ポリエステル系の粉末塗料は環境にやさしい。


塗装の種類

用途によってさまざまな種類を使い分け。
表面をコーティングするパターンや
素材そのものに染み込ませる種類のものなど。

コーティングパターンの塗料は原材料による分類として
・乾性油系・・・油絵の具、ワニスなど
・セルロース系・・・ラッカーなど
・合成樹脂系・・・アクリル塗料、ウレタン塗料、メラミン塗料などに大別。


それぞれの塗料の特性により、上記の塗装方法を選別。



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